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殆どの助産師が乳房マッサージをするときにはいろいろと保健指導も同時にしていると思っていました。なぜなら私や私の友人はそうしているからです。

しかし開業して患者さんとゆっくり話していると「?」が頭の中で広がる事例が意外にあるのです。

乳腺炎はいろいろな原因で発症します。なので、その原因が取り除かれなければ乳腺炎が治らないとか、治っても何度も乳腺炎を繰り返すことになります。

特に冷えのある方は冷えを改善しないと ちょっとしたストレスが加わったり食生活が乱れたりすると乳腺炎を発症します。ストレスというと精神的なものを思い浮かべるかもしれませんが、睡眠不足や疲れなども入ります。そして、去年も今年もなんだか機構が変ですね。急に暑くなったかと思うとまた肌寒くなったり、朝夕は肌寒いのにお昼間は真夏日になったり…。こういう気温の差に体がついていかないときも体はストレスを感じます。

食事や飲み物もそうです。乳汁分泌がやっと軌道に乗ってきたときにノンカフェインだからと麦茶やをバンバン飲んだり、生野菜のサラダをいっぱい食べていると体が冷えておっぱいの分泌が低下します。東洋医学に興味のないドクターとか助産師は「ノンカフェインだから」という理由で麦茶を進めている人もいますが、私的にはお勧めはしません。

また、ダイエットの時に使うお茶も水分を排泄する作用があるのでむくみがあるとき以外は飲まない方が良いのです。

それから「赤ちゃんが寝ている間に家事を済ませてしまおう」頑張っているママも時々いますが、お昼寝はした方が良いのです。眠らなくても良いので30分くらいはのんびりと横になりましょう。

こういうふうに言い出せばキリがないのですが、ゆっくりかかわってくれる助産師はトータル的に乳房管理をしてくれると思います。


当院では初診時に2時間くらい時間を撮っていただき資料をお渡ししていろいろとお話していきます。

冷えのある方は冷え取り、肩こりのある方は肩こり解消のツボ刺激、ストレッチもお話します。

それと乳腺炎や乳汁分泌不足の方は必ず赤ちゃんを連れてきていただきます。なぜなら授乳姿勢や赤ちゃんのおっぱいを飲むときの口の開け方、おっぱいを飲ませるときのタイミング、だっこの仕方などを診たいのです。多くの患者さんは「こんなこと教えてもらえなかった」といいます。

ちょっとしたコツを覚えるだけでも授乳が楽しくなり、おっぱいのトラブルが少なくなります。

”乳腺炎だからマッサージだけしておけばよい”、”乳汁分泌が少ないときは回数多く授乳すればそのうちおっぱいが出てくる”というわけではありません。助産師は乳腺炎は繰り返さないように、乳汁分泌不足の時は早く改善できるようにしなければせっかく「母乳育児で育てよう!」というママの母乳育児を嫌にしてしまいます。

最近、患者さんから聞いたことで「もう!またママ泣かせて!!」と思ったことをお話します。

1件目 断乳で来院した患者さんからの情報

「お産後2年近く完全母乳で育児してきた。もちろん、食事は乳児食でおっぱいは就眠儀式みたいな感じで寝つくときにおっぱいを欲しがる。第2子をそろそろ妊娠したいが生理が来ない。断乳して生理が来るようにしたい。ここに来る前にほかの助産院に電話で相談したら『おっぱいは2歳まではあげていい。断乳すると子供にストレスがかかり子供にトラウマを残すことになるし、子供のメンタル面に大きな影響を及ぼしかねない』といわれた。お産したクリニックは母乳外来があり、母乳に関して熱心なのかと思いそこで産んだが、違っていた。入院中はミルクを足されてあまり母乳育児については指導がなかったので退院後助産院に通った。私自身もできれば卒乳という形が良かったが、次の妊娠のことがあるので断乳に踏み切ろうと思った。断乳か卒乳かで揺らいでいるのも事実。」等当院に電話してくるまでの経緯を話しながら「断乳すると子供がぐれたりしますか?私のことを嫌いになりますか?子供に嫌われたらどうしよう…」と涙が出ていました。

この患者さんにも話したのですが有名な乳房治療手技の所では1歳になったら断乳します。産婦人科医によっては授乳中に次の妊娠がわかると流産予防で即刻断乳させます。

では、あの有名な乳房治療手技を行う助産師の指導を受けたママの子供さんや医師の指示で断乳した患者さんの子供さんは今までに随分存在するのに問題にはなっていませんね。なぜならば、断乳したから、子供にトラウマが発生しメンタル面でおかしくなることなどないのです。断乳する時の子供さんへの対応やその後の育児態度が間違ってなければ大丈夫です。

2件目 完全母乳育児で一日当たりの赤ちゃんの体重増加が50g以上あった患者さんからの情報

だいたいどこの自治体で新生児訪問を実施しています。当院に乳腺炎で治療を受けている患者さんがこの新生児訪問の時に訪問した助産師から「体重が増えすぎています。回数を減らしてください」といわれたそうです。この患者さんは「そんなことしたら私のおっぱいが大変なことになっちゃう!と思ってそのまま授乳してます」といっていました。それでいいのです。完全母乳哺育の赤ちゃんは動き出すとスーッとスリムになります。

 ネット検索したらまあ出てくる!出てくる!同じような指導を受けていた話が…。中には「『一日1回ミルクにしましょう』といわれ、ミルクにしたら確かに体重増加が落ち着いた」という書き込みまでありました(@ ̄□ ̄@;)!!「母乳が良く出ているのにミルクを買わせる?不必要な余分な支出を若い人にさせても平気なんだ!」と思います。

だいたいこういう指導をする医療従事者は「赤ちゃんの一日当たりの体重増加は30gか30g強」という変な30g信仰があるのです。笑止!笑止!です。完母で育つ子と混合栄養や完全ミルクの子と一緒に考えているのです。お母さんの母乳と牛の母乳を加工したものの違いが判ってないのです。

いいですか?牛乳というのは牛の赤ちゃんのための牛の母乳なのです。いくら加工がしてあるとはいえ異種たんぱくなのです。だから消化が悪く腹持ちがいいのです。、

医療従事者でなければ、医療従事者なら何でも知っていると思っています。全ての医療従事者がそんなに多岐にわたって深く知識を持たなくてもいいとは思いますが、母子保健にかかわっている保健師、助産師、看護師、医師はもっと完全母乳育児や母乳について勉強してからママさん特に初産婦さんには接してほしいと思います。なぜなら、完全母乳育児をしているママに間違えた知識を与え、ここでも挙げているように不必要な出費をさせたり、ママを泣かせたりするのです。

今日5月5日は「こどもの日」ですが、「国際助産師の日」でもあるのです。

看護スタッフでなければ「産科に勤めていればみんな助産師さんなんでしょ」と思われるかもしれません。無理からぬことです。昔勤務していた産婦人科の病院で大学卒の看護師に「私、分娩介助がしたくて産科に就職したのに助産師の資格がないから分娩介助が出来ない」とまじめな顔で言われたことがあります。「大学で保助看法(保健師助産師看護師法、以下保助看法とします)を勉強したでしょう?」と聞くと「保助看法って何ですか?」との返事でした。看護師ですらこんな人がいるのです。

では、助産師と看護師の違いは何でしょう?

助産師は助産学を学び学生時代に10例の分娩介助の実習を終了しています。そして助産師国家資格を持っています。

看護師は助産学ではなく母性看護学を勉強しています(もちろん助産師は母性看護学も勉強しています)。

法律的には

保助看法第1章

第三条 この法律において「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。

第5条 この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業と者をいう。

第六条 この法律において「准看護師」とは都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする者をいう。

と業務内容について規定されています。

また、診察は医師にしかできません。唯一、正常分娩の内診は助産行為として助産師はできます。

厳しく言えば、正常分娩ならば医師、助産師のみ、正常分娩でなければ医師しか診察(内診も含む)や診断はできないのです。

乳房管理も助産師の仕事です。といっても学生時代に詳しく勉強できるわけだはないのです。今の助産師教育は助産学が主ですから、おっぱいに関しては卒業後に深く勉強していくことになります。

これはあくまでも私の考えですが、お産については卒業後は深く追及できますが、おっぱいについては卒業後に勉強が始まりその後しばらくして追及が始まります。

昔、研修会で産婦人科医が助産師を目の前にして「本当の助産師って俺たちのことを言うんでよ!」と同席している医師仲間に言っているのを聞きあいた口がふさがらなかったことがあります。

最後の常勤の病院では当時の副院長が「あのさぁ、助産師さんもたいへんだと思うよ。でもね、僕達みたいないい歳したオッサンが産婦さんの腰さすったりしてごらんよ、本人も旦那さんも嫌だと思うよ。同じ女性が付き添って優しく接していくから安心するんだよ、だから頑張って!」といっていました。まさにそのとおりだと思います。

今日は法律的な観点中心に助産師の業務をお話してみました。

妊娠中は完全母乳育児を希望してい手も、お産後に混合栄養や完全にミルクでの育児になってしまうケースが多々あります。「できれば母乳育児したい」くらいのお気持ちの方はミルクを飲ませることになってもあまり気にならないでしょうが、「絶対に母乳育児がしたい」と希望していた方はミルクを飲ませなければならなくなった時には大袈裟に言えば挫折感を味わうことになります。

妊娠中に「絶対に母乳育児で…」という確固たる思いがあれば母乳育児は70~80%成功したといわれています。

では、なぜ「絶対に母乳育児でしたい」と思っていた方がミルクを足すことになるのでしょう。このことは今までにもお話してきました。一番の弊害は産科に携わる医療従事者だと思います。なぜなら今は殆どの分娩施設でバースプランを記入してもらいます。そこに栄養方法の希望欄があります。

殆どの分娩施設で3択か4択です。

「絶対に母乳で育てる・できれば母乳で育てる・混合栄養でもよい・ミルクで育てる」のどれかに〇をする形式が多いのではないかと思います。問題はこの項目に医療者があまり関心がないことです。「どこの産科でも聞いているし、うちも母乳育児や母乳外来をうたっているから一応聞いてておくか…」くらいの気持ちなのかなあと思うことがあります。なぜなら、当院に来る患者さんやバイト先の褥婦さんの多くがあまりにも母乳育児の知識がないのです。お産後3日間は初乳が少量分泌されているだけで赤ちゃんもそれに適応した体で生まれてくること、赤ちゃんは夜型で生まれてくること、母乳関係のホルモンは夜にたくさん分泌されること、赤ちゃんの胃の大きさ、授乳姿勢、赤ちゃんの開口角(赤ちゃんが乳頭を上手に捕捉できるお口の開き方)、授乳の時の赤ちゃんのだっこの仕方等々。

勤務助産師をしているときに夜間巡視をしているとよく言われたのが「夜になるとうちの子はよく泣きます。昼間は寝ているのに…」分娩後1日目、2日目に「私のおっぱいが出ていないから赤ちゃんがお腹を空かせて泣きます」(←これは付き添っている実母さんにもいわれることが多いです)

初産婦さんは殆どの方がお産がすんだらすぐに溢れるほどおっぱいが出てくるものだと思っているのです。

退院後はマッサージしながらとか赤ちゃんの授乳時に説明しながら介助していると「誰も今まで教えてくれなかった」とおっしゃいます。

では、なぜ母乳外来などをうたっていて妊婦さんや褥婦さんにいろいろな母乳関係の知識をお話しないのでしょう。全く私見ですが

1.医師や助産師・看護師が母乳育児に関心がない

2.そもそも助産師・看護師に知識がない

3.助産師・看護師が「こんなことくらいみんな知っているだろう」と間違った認識がある

のいずれかだと思います。

普通の方は、「母乳外来」があればそこの分娩施設は母乳育児に関心があり、看護職もそれなりの知識はあるだろうと思っていますが、案外そうでもないところもあります。

3番目に関しては「まさか!」って思うでしょうが、母乳育児に関心がある分娩施設でもマザークラスや保健指導の時間に母乳についての時間が無かったり極端に少ないのです。

今はミルクという便利なものがあります。しかし、反面ミルクは出生当日から飲ませるし、確かにミルクを飲んだ後は赤ちゃんはおとなしくなります。なので、新米ママさんやミルクで育児したおばあちゃんは出生当日や1日目で「おっぱいが出ていないので、赤ちゃんがお腹を空かせて泣いている!」と思うのです。

それから、「お産で疲れた体で赤ちゃんのお世話をするのつらいよね。夜も授乳しなければいけないので睡眠不足になってしまう…」と思いますね。現に母乳育児をうたいながら「夜はしっかり寝なければお産の疲れはとれないから、患者さんが希望すれば赤ちゃんを預かって」というドクターもいます。しかし授乳中の母体は浅くて短い睡眠で疲れが取れるようになっているのです。しかし、お昼間に眠っておく必要があります。つまり入院中は赤ちゃんの生活リズムに合わせてママも生活すればいいのです。(そのためには面会時間の制限が必要)

なぜ、赤ちゃんが夜型で生まれてくのか?母乳分泌関係のホルモンが夜によく分泌されるからです。なので、夜の母児分離は母乳育児を希望しているママに「母乳育児はあきらめたら?」といっているのと同じです。すごく疲れているときには2~3時間預かってあげればよいと思います。

母乳育児を希望している妊婦さんは正しい母乳育児特に母乳の分泌や体の休め方などを妊娠中に知らされていればお産後は乗り切れると思います。

ミルクでの育児が悪いとは思いませんが、母乳育児を希望しているママが希望どおり母乳育児ができるように援助して初めて母乳育児支援といえるのではないでしょうか。

十分な知識がないまま、そして十分な援助がないまま「母乳育児を希望しているから」ということで新米ママさんと赤ちゃんに任せてしまうので、母乳育児をあきらめてしまうママが出てくると思います。


✩当院では妊娠中から母乳分泌や母乳育児中の食生活のポイントなど【母乳育児を確立するお話】をお話しています。

基本は個別でのお話ですが、お友達とのグループでのお話も受け付けています。母乳育児希望の方はお電話で予約をお入れください。

乳腺炎や母乳不足で乳房マッサージを受ける方は多いと思います。私が聞いた話の中には乳房マッサージに行っても、「何も説明なくマッサージのみ実施して『次は〇日後に来てください』で帰宅させられた」とか、母乳不足感で受診したら「赤ちゃんの体重を測ってくれて『体重の増えが悪いね』、おっぱいを診て『必ず両方のおっぱいを〇分ずつ2時間おきに吸わせてください』というお話だけで帰された」というものがあります。

乳腺炎はいつでもだれでも発症する可能性はあります。それだけに繰り返す可能性があります。病院やクリニックに受診しても初診料や診察料、薬代は健康保険がききますが乳房マッサージは自費となります。乳腺炎を繰り返せばその料金だけでも大変ですし、赤ちゃん連れの受診を何度もするのは負担です。そして何よりも「完母で育てる」という思いが萎えてしまいます。

母乳分泌が不足している場合は、ミルクを足しながら母乳だけで育児ができるようになる可能性が高いのです。

乳腺炎にしても母乳不足にしても、日常生活・食事内容・全身状態・授乳姿勢・だっこの仕方を改善してセルフケアがわかると随分早く乳腺炎や母乳不足が良くなります。

当院では初診の時には時間をかけます。患者さんとお話するうちにストレスの原因がわかることもあるからです(そういう意味でも、完全予約制にしています)。

「3時間おきの授乳がつらい」という内容でツイートされてました。

ごもっともな意見だと思います。でも、あかちゃんの栄養補給は授乳することしかないのです。このこともママたちは十分ご承知なのになぜつらいと思うのでしょうか?第一完全母乳で育てると授乳は

1時間半~2時間間隔です。3時間はミルクを足している場合です。

私が思うに、今は赤ちゃんと接する機会がありません。昔は兄弟がたくさんいたので年長の子供は母親の授乳を見て育ちましたし、下の子供たちは姉が里帰りをしたときに授乳状況を見たり感じたりしてきたと思うのです。私も2歳半上の姉と2人姉妹です。当然夜間授乳のことなど知らずに看護学校に進学、知識では授乳間隔の事は知っていましたが、実感したのは就職して夜勤が始まってからです。助産師でさえこうなのです。ふつうの方はご存じないですよね。

勤務助産師をしているときに、特に自分が完全母乳で子育てを経験してから「なぜマザークラスで授乳のことを話さないのだろう?」と思っていました。それと、BFHやBFCに勤務している医師や看護職、ラクテーションコンサルタントの方たち、母乳の会の会員さんや偉い先生方には叱られるかもしれませんが、寝ている赤ちゃんを起こしてまで授乳する必要があるのでしょうか?もちろん私は母乳育児を支援している助産師なので授乳回数が多いと母乳の生産は多いことも知っています。

でも、勤務助産師をしていた時に時々入院中のママが4~5時間寝入ってしまい授乳を忘れていると「すみません。気が付いたらたくさん寝てしまって…」と謝るのです。おかしくないですか?なぜ、お金を払って入院している褥婦さんが看護職に授乳が1回抜けただけで、しかも赤ちゃんも寝ているのに謝らなければならないのでしょう。私はそういう時に「赤ちゃんが寝ていたら、チェクリストに〇だけつけて、『赤ちゃんが飲まなかった』って書いとくと良いですよ。あなたが授乳しようとしていたことはだれが見てもわかるでしょ」っと言ってました。特に早期新生児期は赤ちゃんが乳首に口を付けるだけでおっぱい関係のホルモンは刺激されるといいます。それから、授乳指導もなんだかよく理解できないような通り一遍の指導をされてあとは放置された方も大勢いるのではないでしょうか?助産院を開業してからよく聞く言葉が「こんなに楽な方法を誰も教えてくれなかった」です。産科に勤務しているスタッフには当たり前のことでも普通の人は知りません。特に初産婦さんはそうです。

自分が分かっていることが全員分かっているわけではないのです。

以前に勤務していたクリニックで「なぜ授乳がつらいという声が上がるのか?産後すぐに『私のおっぱいが出ないから赤ちゃんがお腹を空かしてよく泣きます』という声が上がるのか?」とスタッフが疑問を持ち「母乳の知識がないままお産をするからではないか」との結論が出てマザークラスで母乳の事、授乳の事を別枠でお話するようになってから新米ママさんがあまりつらいといわなくなりました。もちろんそのクリニックは母乳育児に力を入れていたので面会なども制限をしたり、褥婦さんが休養を取れるようにしていました。

早期新生児はお昼間は良く寝て、午後しかも夕方近くから覚醒します。それは自然の摂理でおっぱい関係のホルモンが夜に分泌されるので赤ちゃんは自分の栄養源の確保ためいわゆる夜型で生まれるのです。なので、ママたちもお昼間に寝る必要があるのです。一般的に「お産は病気ではない。おめでたいこと、お祝い事」なのですが、お産はやはりエネルギーを使います。体力の回復をしなければいけません(このお話は後日アップします)。

「授乳がつらい…」とママたちが感じるのは、産科関係の医療従事者の反省すべき点です。

母乳育児を希望しているママたちには十分な知識を与えてからお産に臨めるように援助すべきだと思います。

ここで、ちょっと助産院のPR。

当院では妊娠中に「母乳育児を確立するためのお話」を個別でしています。

当院ホームページ  https://mikotomo-midwife.amebaownd.com

長文になりました。ごめんなさい

マウスは妊娠経験がなくても赤ちゃんマウスを同居させると母乳が出てくるというのを随分前に聞いたことがあるので、「人間はどうなのかなあ?そういうケースがあるのかなあ」と思い立ち、昨日ネットで検索してみました。

ありましたよ!ありました…、もう、びっくりΣ(・ω・ノ)ノ!(

Julie Bouchet  Horwitz(アメリカ在住)の方の書いた記事で、米国の育児雑誌「Mothering」2001年2月号に掲載されたものを和訳してあります。

このブログに掲載するための許可は得ていないので報告だけになりますが、興味のある方は「養子 母乳」「REBORN スペシャル・ギフトー養子を母乳で育てる」で検索してみてください。

そして、ぜひ読んでください。

感動します!


※助産院「ウィメンズサポートみことも」のお近くの方は、当院にもプリントアウトした物があります。お立ち寄りくだされば貸出します(助産院不在のことがあります。お立ち寄りになる前に携帯にご一報くださいね)


乳腺炎になった方から、「なぜ乳腺炎になったのか」と聞かれることがあります。

乳腺炎って、いろいろな原因で起こります。感染性の乳腺炎なら原因は明らかですが、そうでなければいろいろなことが重なっていることがあります。

例えば中には「チョコレート1個たべたら乳腺炎になった」とおっしゃる方がいますが、それまで我慢していたチョコレートを食べたくなるくらい疲れていたり、ストレスが溜まっていたりするのです。以前、乳腺炎で乳房がパンパンになっていた患者さんは夫婦げんかしたといっていましたが、夫婦喧嘩するほどストレスが溜まっていたのだと思います。

腋と肘の2か所で熱を測り、肘で測った熱のほうが高ければたぶん乳腺炎です。乳房を自分で触ってみて痛いところやかたいところがあればその部分を手のひらで押さえるようにして授乳してみてください。それから乳腺炎になった方のおっぱいは味が落ちるといわれています。必ず乳腺炎のほうのおっぱいから飲ませるように私はお話ししています。

助産師とゆっくりお話しながらマッサージを受けると案外ご自分では気が付いていなかったストレスが自覚できることもあります。

勤務助産師をしているときに時々経験したことですが、赤ちゃんが泣きわめいてるにも関わらず赤ちゃんのおばあちゃんらしき女性とママが困った顔して泣いている赤ちゃんを見ているのです。「どーしたんですか?赤ちゃん泣いてますねぇ」とこえをかけると「泣き止まないんですよ~」。「抱っこしてみましたか?抱っこしても泣いてますか?」とお尋ねすると「いいえ、抱っこしていいんですか?」と大体のおばあちゃんは答えます。すごい(?)方になると「泣いたからといってすぐ抱っこしていたら抱き癖がつきますよ。寝かせたままでなんとか泣き止まないですか?」という。寝かせたまま泣き止ませる方法は一つあります。赤ちゃんが泣き疲れて、疲れ果てて寝てしまうまで待てばいいのです。

でもそんなことを繰り返せば赤ちゃんは「自分の周りには自分を理解してくれる大人はいない」と学習してしまいます。

考えてみてください。赤ちゃんは胎児期にママの子宮にいましたね。つまり生まれ出るまで一日中抱っこされて生活していたのです。しかも、まあるい格好で…。

赤ちゃんにとって背中をまっすぐにして寝かされるのはストレスだと思います。

抱っこされると少し背中が丸くなって抱っこしてくれた人の体温や心臓の音を感じて安心します。

「赤ちゃんは抱っこされるために生まれてきたといっても過言ではない」と思います。

それに抱っこした大人も赤ちゃんに癒されます。

「抱き癖がつく」と思っている方に私が言いたいことは

恋人が出来てまで親に抱っこをせがむ子供なんていません。ある程度の年齢になると親が抱っこしたくても抱っこさせてくれません。抱っこできるうちにいっぱい抱っこしてあげましょう」

最近はまるで春と秋がないように感じます。今回の冬も「突然寒くなった…」気がするのは私だけですかね。

こんな季節感だと、「あ~、早く暖かくならないかなあ」なあ~んて思ってしまいますが、まだ2月なんですよね。寒い季節です。

今日は曇っているので昼間でも寒いですが、晴れた日は日差しのあるところだとポカポカですね。夕方くらいから冷えてきます。前にもアップしましたが、冷えると体調を崩す原因になります。晴れた日は夕方近くになったら、レッグウォーマーを着用し一枚上着を羽織るようにしましょうね。「厚手の靴下だから大丈夫!」と床暖房ではないフローリングをスリッパなしで歩いておられる方がいたら「コラッ!!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!」ですよ。いくら厚手の靴下でも冷えた床の温度が体を冷やしてしまいます。必ずフローリングではスリッパを履いてくださいね。

特に妊娠中の方やお産後間もない方は冷えには十分注意です。

ちょっと前に、保育園を作ろうとしたら近隣から「子供の声がうるさい」という理由で建設反対運動がおこったとか防音設備の保育園とかがニュースになっていました。世知辛い世の中です。私はSNSをやっていますが、いつだったか理由は忘れましたがコンビニの店員にお客が「お客様は神様だろう!」と文句を言い果ては土下座を要求したという投稿がありました。私も郵便局で同じような光景を見たことがあります。

「お客様は神様」というのは客側のいう事ではありません。あくまでもお店側の言葉です。私はお客さんも店員さんに「ありがとう」という気持ちは大事だと思います。

私はお陰様で患者さんからお金をいただき帰り際には「ありがとうございました」といっていただけます。患者さんは乳房管理や保健指導などで心身のどちらか、あるいは両方が楽になったから「ありがとう」といってくださると思います。そして何より自慢ではないですが当院に来院をしてくださる皆さん良い方ばかりです(感謝です)。

ちょっと視点を変えてコンビニ等の従業員さんと客の立場で考えてみましょう。買いたいものの場所がわからないときは見つかるまで探さないといけませんし、お会計の時も笑顔も暖かい言葉かけもなく「ありがとうございました」とも言ってもらえず、お買い物が機械的な作業になりますね。私たちは見知らぬ人でもアイコンタクトなど人間的な部分で安心することもあると思います。

それから「子供の声がうるさい」と言っている人には「ご自分が子供のころには泣きもせず声も上げず生活していた人なんだろうな」と思ってしまいます。私は子供の声は周囲のパワーの源だと思います。世の中泣きたくても泣き声を発することができない子供もいるし大きな声でお話することもできない子供たちもいるのです。子供たちの、はしゃぐ声を聞いて「今日も元気をもらえたな」と思うくらいの度量のある大人たちに囲まれて子供達には育っていってもらいたいものです(普通の生活で育った大人は自分が子供のころは泣いたり騒いだりしながら大きくなってきたと思います)。

 私たちが生きていくことは「お互いさま」なのです。生活していくには嫌でも他人様のお世話になっているのです。それを気づいているかどうかなのです。

「子育て」ってよく聞きますが、というよりは「あたりまえ」って思いますよね。本当にそうなのでしょうか?

私は親が子供に育てられているのだと思います。子供って親の思いどおりにはいきません。

親が用事のある時に駄々をこねてみたり病気したり、言葉が出るようになると親が使ってほしくない言葉を使ったりします。しかも、人前で…。いろいろな試練が子育て中にあります。実家の親兄弟や舅、姑の子育ての考え方の違い、果ては子供の争奪戦がみられる場合もあります。

人生いろいろあります。でもその試練を一つ一つ解決していくうちに人間としての幅が出てくるのだと思います。

我が家の子供たちが通った幼稚園での母親研修会で講師の方が「子供がいるから、楽しいことができるんです。大人が一人で公園で滑り台やブランコで楽しそうに遊んでいたら周りはどんなふうに思うでしょう?大人だって滑り台を滑りたなあ、ブランコで遊びたいなあって思うことがあるかもしれません。そんな時に子供と一緒に遊具で遊んでいると『良いお母さん』って周りは見てくれるでしょう」とお話してくれました。童心も満たしてくれるのです。

子供って言っても我が子でなくてもいいと思います。職場の部下や後輩などにすごくかわいく思う子っていますよね。そういう人ってたぶん子供と同じなんです。

私の心友は結婚していません。子供もいません。時々私に「クミちゃんはいいね。旦那さんも子供もいて…」といいますが、その人には何人もお弟子さんがいるのです。踊りの師匠(名取)なのですが、彼女自身がすごく面倒見がよくお弟子さんや友人が困っていると相談にのったりしています。「何言ってるの!私よりたくさん子供を育ててるのよ、お弟子さんの面倒よく見てるでしょ!」って答えたらいろいろ話しているうちに「ほんとだね、あのひとたちに助けられてここまで来たんだね」と妙に納得していました。

まとまりのない話になりましたが、親も子供を育ていますが同時に親も子供に育てられているのです。時折子供に感謝すると良いかも…です