完全母乳育児は大変で難しい?(その3)

今日は医師や保健師、助産師、看護師が完全母乳育児を阻む原因になることを書きたいと思います。

アンチ母乳派の医師や保健師さんでこのブログを見た方はご気分を害されると思います。ごめんなさい。

 私が疑問に思うのはなぜミルクで育ててている赤ちゃんと完全母乳で育てている赤ちゃんの日増が同じ基準でなければいけないのでしょうか?日本では日増30g以上でなければ「栄養不良」と言われミルクを足すことを勧められます。

母乳だけで育てている場合、生後2週間で出生体重に戻ります(もっと早い時期に戻る赤ちゃんもいます)。

WHOやユニセフのガイドラインでは母乳育児の場合

・生後6か月までは出生体重の1日増加が⒙~30g。1週間の体重増加は125g以上

・生後5~6か月で出生体重の2倍、1年で3倍

・生後6か月までは1か月で500g体重増加していれば母乳が足りている

とされています。

 ラ・レーチェ・リーグ(母乳支援団体)は「最初の3~4ヶ月は、1カ月に450g増えていればよい」と言っています。

1週間で125g体重が増えるということは一日に平均17.5gの増加、1カ月に450gでは一日15g

増えていればよいということになります。たぶんアンチ母乳派の医師や保健師はこの数字を見ると「栄養不良!」と早々にミルクを足すように言うでしょう。

我が家の子供は二人とも3000g台で生まれましたが完母育児だったため日増が少なく、上の子は小児科と保健所に交互に毎月のように通わされました。小児科医は私が見込んだ先生だったし、私も初めての子で少々ナーバスになっていたので小児科の先生と話し合いながら母乳だけで育てました。下の子は小児科医も私の方針を知っていたし子供自身哺乳瓶を全く受け付けない子だったので健診はすべて小児科医にかかりましたが特に余分な健診には来いとは言われませんでした。

(保健所に行かなかったのは上の子は4カ月健診で医師が「ほとんど大丈夫とは思うけど念のため整形外科で先天性股関節脱臼を調べてもらてください」と言って私も受診する旨お返事したのにも関わらず保健師さんが先天性股関節脱臼と決めつけたこと、言葉が遅いうちの子を「知恵が遅れている」と決めつけたことに私が腹を立て下の子は保健所にはいかなかった経緯があります。保健師さんは私の職業を知らなかったのです。うちの子は先天股関節脱臼でもなく知能も正常です)

 育ってしまえば上の子は身長172センチ アレルギー以外は特に問題なく、下の子は身長152センチでこの子も特に異常はありません。下の子は一応生物学上の♀なのでこんな身長でも低身長の類ではありません。

と、余談になってしまいましたが、栄養不良ならば最初は赤ちゃんが30分もしないうちに

空腹を訴えて泣きますし、それが過ぎると泣かずに元気が無くなったり眠る時間が長くなります。そして便や尿の回数が少なくなります。便は一日1回、尿は一日最低6回は出ていればまず大丈夫でしょう。皮膚はハリが無くカサカサしてきます(老人のようになります)。

 1日に30gというのはあくまでも平均値なのです。それをまるで最低値のように思い込んでいるのです。では1日60g増えている子に「増えすぎ!栄養過多!」と言っているアンチ母乳派の人は何人いるのでしょうか?

 私は「母乳が絶対だ」とは言いませんが、完全母乳育児を希望している方に根拠のない

ミルク補足を進めるのはどうかと思います。必要があればミルクの補足も必要です。

ご本人の意向を確かめ、必要があれば根拠を示しながらミルクを足すことを勧めてほしいと思います。

助産院 ウィメンズサポートみことも

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