孤育て
いま、「ママたちが非常事態!?」という本を読んでいます。以前NHKで放送された番組を著書にした本だそうです。産後鬱や、夫に対するイライラなどを科学的に解明しようとした番組ですし、この本はとてもわかりやすく書いてありますよ。
”孤育て”…この本同じ題名の番組を見た方やこの本を読んだ方には。理解できると瘀も増すが普通の方にはピンと来ないでしょう。
誰からもサポートを受けられずにママ一人で孤軍奮闘して育児をすることです。
私も私の友人も孤育てをしているママを知っています。孤育てになる理由は人さまざまです。夫が仕事を休めない、帰りが遅い上に ご夫婦とも御両親がいない、ご両親が共働き、実家から離れて育児している等々…。おまけにお産後一ヶ月は外出はできませんね。分娩施設にいる間は良いでしょうが、退院したとたん、家事育児を一手にママ一人でしなければいけません。新米ママは何もかも初めてで不安がいっぱいです。わからいこともあるでしょう。でも、「こんなことを聞いてもいいのかしら…」と分娩施設に電話を入れることすら躊躇するのではないでしょうか?
本にも書いてありますが妊娠中は幸せホルモンが分泌されわりにウキウキと幸せ気分で過ごせたのが、お産後にはオキシトシンなどが分泌され不安になってくるのです。しかしこれも意味があるのです。
昔はお産後や病気の時は家族親せき、ご近所さんの誰か気にかけて助け舟を出してくれていました。今はご近所づきあいも薄くなりましたから、よほど仲の良い人でなければ「向こうも気を使うから…」とサポートの手が差し伸べられにくくなりました。
外出できるようになれば近くの子育て中のママたちのグループや近くの助産院でのイベントをチェックして参加してみてはいかがでしょう。
出産するまでにかかりつけの助産院を見つけておくと案外頼りになると思います。
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