母乳育児は疲れるって本当?

時々混合栄養にしている方から「おっぱいだけだとお産してすぐに夜によく泣くので睡眠不足で疲れた。だから夜だけミルクにしてます」とか「夕方忙しくなると泣き出すので夕方からミルクを足してます」とか言われます。

確かに新生児期は夜になると赤ちゃんはよく泣きます。母乳関係のホルモンが夜にたくさん分泌されるので、赤ちゃんからおっぱいを吸ってもらうと内分泌が刺激され母乳分泌が促進されるのです。無駄な行動はつけて生まれないように神様がしてくださっているのです。そして「夜間授乳で睡眠不足で疲れる」というのは「夜は眠るもの。夜に起こされるので睡眠不足で疲れる」という思い込みなのです。赤ちゃんが頻回に夜間授乳という形でママの内分泌を刺激する期間はそんなに長くはないでしょう。赤ちゃんが成長するうちに1回か2回で済むようになります。授乳中の母体は浅くて短い眠りで疲れが取れるようになっています。それから現代は「お産は病気ではない」という風潮が強いですよね。確かに正常な妊娠、正常分娩は病気ではありませんが、人を一人以上子宮内ではぐくみ、出産にも大変なエネルギーを使います。病気ではないにしても非妊娠時とはホルモンバランスや体調などの変化が起こります。昔の人はそれらを知っていたからお産後は「床上げ」までは母体の安静を第一に考えていたのでしょう。しかし今は、入院中からお昼間にお祝いの方がたくさん来ます。申し訳ない言い方ですが、中には「まだ居るの?」と思うほど長居するお祝いの方もいます。ママご本人が「疲れたな…。ちょっと休みたいな」と思ったときに眠れるならばよいですが気を使わなければいけないときもあります。そうなると疲れがたまってしまいます。いくら浅い短時間の眠りで疲れが取れるようになっているといってもお昼間の休息はとても大切です。お産後でなくても疲れると眠れなくなることってありますよね。睡眠は疲労回復の手段なのです。

以前勤務していたクリニックで患者さんが「お産するまでは平気で友達のお産後にお祝いに行っておしゃべりしてたけど、自分がその立場になると疲れました。これからは友達がお産したら、その子がお家に帰ってからお祝いに行きます。そして短時間にしようと思います。周りの人にもそういいます」といった方がいました。この考えは正解だと思います。お友達がミルクや混合栄養でも入院中のお祝いはできればやめておいた方が良いでしょう。どうしてもという場合は短時間で切り上げてあげたほうが良いと思います。ましてや完全母乳を希望している方へのお祝いは配慮してあげてくださいね。

 横道にそれてしまいましたが、お産後はお昼寝をしましょう。1っカ月健診がすむまでは疲れた体をもとの生活に徐々に戻す期間なのです。お産後2週間は「隙があれば寝る」ということを心がけてください。たぶん、この期間は赤ちゃんはお昼間はよく眠る期間です。そうするとあまり「夜間授乳で疲れた」と感じることは少ないと思います。


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