孤育て 2

今は赤ちゃんに接する機会が非常に少ないですね。妊娠中を含めて子供を持つまでは殆どの方が「赤ちゃんは寝てるか、おっぱいを飲むか…。赤ちゃんが泣くのはオムツが濡れた時かお腹がすいたときくらい。目が覚めているときはニコニコ笑っていてかわいい存在」と思っていると思います。小児科や新生児科の看護師さんの経験のあるかたや保育士さんは「そんなことはないですよ」って思うでしょう。

先に挙げたような赤ちゃんは幻想の中の赤ちゃんです。

赤ちゃんも人間です。いろいろな感情を表現したり、何か要求したりします。ただ、悲しいかな赤ちゃんは言葉が話せません。赤ちゃんは言葉の代わりに泣くことで表現しているのです。

初めての育児の時はママには泣きの区別がわかりませんよね。助産師の私も初めての子育ての時は「え~、なんで泣くの?」と悲しくなる時が度々でした。それに私の母たちの子育て時代は「抱き癖癖がつくから泣いても放っておく」のが主流だったみたいです。まして私の母は完全人工栄養で子供を育てているので完全母乳育児の授乳感覚の短さなどはわからないので「よく泣く」「ミルク足せば?」といい、夫の母も「ご飯の間くらい泣かせておけば?」等々、意地悪で言っているのではないとはわかっていますが私の育児方針はどこへやら…。自宅に戻っても夫は仕事の都合で毎日帰りが遅い、休みの日は疲れて(たぶん…)夕方近くまで寝てる状態。家事、育児を一手に1人で行わなければいけませんでした。私は仕事柄知識があるし、勤務していた病院が母乳を推進していたので子供と二人きっりの生活にはすぐに慣れました。というか子供は「私の子」感覚が強く夫に「あのねー、半分は僕の血も入ってるんだけど…」と遠慮がちに言われるまで私たち「夫婦の子」という感覚はありませんでした。

おっと、話が横道にそれてしまいました。

先に紹介した「ママたちが非常事態!?」にバカ族の共同療育が紹介されています。コミュニティーで子育てをしていくのです。このような共同療育は日本では「事故対策」や「血液感染」の問題でむずかしいと思います。でも私が助産師になったころまでは「もらい乳」も当たり前でしたし、子供のころは親せきのうちで夕飯食べてりしてました。年齢の近い子がごちゃごちゃと遊んだり、小さい子の面倒も時々見てました。

最近時々耳にするのが実母さんやお姑さんから「『いまは昔と育児の方法が違うから私は口を出さない』といわれた」という内容です。これは実母さんやお姑さんの優しい気持ちから出た言葉なんでしょうが、ママにしてみれば「あなた一人で何とか頑張りなさい」といわれているようなものです。「こんなこと言われて相談もできません」というクライアントさんもいてかわいそうになります。まだ 当院に来たり、相談できるところがあればよいですが、誰にも育児のことを相談できずにいる方もいらっしゃると思います。

新米ママの周囲の方はちょっと気を付けて話しやすい雰囲気を醸し出してあげてくださいね。もちろんパパもです。お仕事を頑張って疲れているかもしれませんが、今目の前にいる赤ちゃんは「夫婦の子」なのです。


助産院 ウィメンズサポートみことも

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