3時間おきの授乳について

「3時間おきの授乳がつらい」という内容でツイートされてました。

ごもっともな意見だと思います。でも、あかちゃんの栄養補給は授乳することしかないのです。このこともママたちは十分ご承知なのになぜつらいと思うのでしょうか?第一完全母乳で育てると授乳は

1時間半~2時間間隔です。3時間はミルクを足している場合です。

私が思うに、今は赤ちゃんと接する機会がありません。昔は兄弟がたくさんいたので年長の子供は母親の授乳を見て育ちましたし、下の子供たちは姉が里帰りをしたときに授乳状況を見たり感じたりしてきたと思うのです。私も2歳半上の姉と2人姉妹です。当然夜間授乳のことなど知らずに看護学校に進学、知識では授乳間隔の事は知っていましたが、実感したのは就職して夜勤が始まってからです。助産師でさえこうなのです。ふつうの方はご存じないですよね。

勤務助産師をしているときに、特に自分が完全母乳で子育てを経験してから「なぜマザークラスで授乳のことを話さないのだろう?」と思っていました。それと、BFHやBFCに勤務している医師や看護職、ラクテーションコンサルタントの方たち、母乳の会の会員さんや偉い先生方には叱られるかもしれませんが、寝ている赤ちゃんを起こしてまで授乳する必要があるのでしょうか?もちろん私は母乳育児を支援している助産師なので授乳回数が多いと母乳の生産は多いことも知っています。

でも、勤務助産師をしていた時に時々入院中のママが4~5時間寝入ってしまい授乳を忘れていると「すみません。気が付いたらたくさん寝てしまって…」と謝るのです。おかしくないですか?なぜ、お金を払って入院している褥婦さんが看護職に授乳が1回抜けただけで、しかも赤ちゃんも寝ているのに謝らなければならないのでしょう。私はそういう時に「赤ちゃんが寝ていたら、チェクリストに〇だけつけて、『赤ちゃんが飲まなかった』って書いとくと良いですよ。あなたが授乳しようとしていたことはだれが見てもわかるでしょ」っと言ってました。特に早期新生児期は赤ちゃんが乳首に口を付けるだけでおっぱい関係のホルモンは刺激されるといいます。それから、授乳指導もなんだかよく理解できないような通り一遍の指導をされてあとは放置された方も大勢いるのではないでしょうか?助産院を開業してからよく聞く言葉が「こんなに楽な方法を誰も教えてくれなかった」です。産科に勤務しているスタッフには当たり前のことでも普通の人は知りません。特に初産婦さんはそうです。

自分が分かっていることが全員分かっているわけではないのです。

以前に勤務していたクリニックで「なぜ授乳がつらいという声が上がるのか?産後すぐに『私のおっぱいが出ないから赤ちゃんがお腹を空かしてよく泣きます』という声が上がるのか?」とスタッフが疑問を持ち「母乳の知識がないままお産をするからではないか」との結論が出てマザークラスで母乳の事、授乳の事を別枠でお話するようになってから新米ママさんがあまりつらいといわなくなりました。もちろんそのクリニックは母乳育児に力を入れていたので面会なども制限をしたり、褥婦さんが休養を取れるようにしていました。

早期新生児はお昼間は良く寝て、午後しかも夕方近くから覚醒します。それは自然の摂理でおっぱい関係のホルモンが夜に分泌されるので赤ちゃんは自分の栄養源の確保ためいわゆる夜型で生まれるのです。なので、ママたちもお昼間に寝る必要があるのです。一般的に「お産は病気ではない。おめでたいこと、お祝い事」なのですが、お産はやはりエネルギーを使います。体力の回復をしなければいけません(このお話は後日アップします)。

「授乳がつらい…」とママたちが感じるのは、産科関係の医療従事者の反省すべき点です。

母乳育児を希望しているママたちには十分な知識を与えてからお産に臨めるように援助すべきだと思います。

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当院では妊娠中に「母乳育児を確立するためのお話」を個別でしています。

当院ホームページ  https://mikotomo-midwife.amebaownd.com

長文になりました。ごめんなさい

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