子育てって?赤ちゃんも人間です
「赤ちゃんだって人間」⇒「何を当たり前のことを言っているの!」と思っている方が大半だと思います。ですが、わかってないお母さんもいます。どういうときに私が感じるかというと「赤ちゃんってお腹がすいたら泣いて、ミルクを飲ませればずーっと寝てると思ってましたが、うちの子は違うんです。オムツが汚れたりそのほかのことでもなんで泣くのかわかりませんが寝かせると泣くのです」と言われたときです。動物も空腹以外でも泣きますよね。大人も子供もいろいろな感情で泣きますね。赤ちゃんだって感情はあるし、不快なこともあるのです。痛いときや、眠れない時、暑いとき、だっこしてほしいとき等いろいろな場面で泣きます。満腹ならば寝ているのだったら親が育てる必要はないのです。施設で一括して時間になったらミルクを飲ませオムツを変えればいいのです。そう、つまり飼育すればいいのです。
そうすればどういう人になるでしょうか?想像できますか?感情の無い無反応な生き物の出来上がりだと思いませんか?乳児院や児童保護施設で育った子供さんがそういう風にならないのは施設の
スタッフの方が愛情をこめて接しているからではないでしょうか?
人間は刺激を受けて育っていくし、生きていけるのです。私の記憶違いでなければ人間を無音、無刺激の環境に閉じ込めてしまうと死亡するそうです(何日くらい生きているのかは忘れました)
私の知り合いでも出産後しばらくしてから「私、子育てをなめてました」とおっしゃった方がいます。
‟母親という人間”が”我が子という人間”と向き合っていくのです。もちろん育児は母親一人でするものではありませんが、現代社会ではコミュニティーで子供をみていく雰囲気が減少しつつあるようです。それから母親の母親(おばあちゃん)もあまりそういうところには出産前に触らないのが現状みたいです。
お産のこともそうですが、子育ても一番身近なお母さんと世間話みたいに話しておくと案外スムーズにいろいろなことが受け入れられるかもしれません。
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